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Q&A

東京都の決算について

官庁会計決算について

Q1 決算書類はどこで閲覧できますか?

A1 東京都各会計歳入歳出決算書・東京都各会計歳入歳出決算附属書類・東京都決算参考書については、会計管理局ホームページ(官庁会計決算)の他、都立図書館・都内区市立図書館・都民情報ルーム(都庁第一本庁舎3階北側)などで閲覧が可能です

東京都の新たな公会計制度について

Q1 東京都の新たな公会計制度は、いつから導入されましたか。それは、どのようなものですか?

A1 東京都では、平成18年4月から新たな公会計制度を導入いたしました。これは、日々の会計処理の段階から複式簿記・発生主義の処理を行い、財務諸表を作成するものです。

複式簿記では、1つの取引を二面的に捉えて記帳します。発生主義では、収益や費用の発生事実の都度、記帳していきます。これらは、民間企業で行われている会計処理で、貸借対照表などの財務諸表を作成するものです。

Q2 これまで行われていた会計処理はどのようなものですか。今後、それは行わないのですか?

A2 官公庁で行われている会計処理は、単式簿記・現金主義会計であり、家計簿のように現金の出入りを記帳していくものです。これは地方自治法で定められているため、今後も引き続き行います。

東京都ではこれまでの官庁会計処理と複式簿記・発生主義会計の両方を、システムで同時処理しています。

Q3 新公会計制度を導入するとどうなりますか?

A3 財務諸表を作成することによって、資産や負債などの「ストック情報」が一覧で表示されるとともに、これまではわからなかった減価償却費などを含む正確な「コスト情報」が明らかになります。これにより都民の皆様への説明責任を一層果たしていくとともに、より効率的・効果的な行政運営を行っていくことが可能になります。

Q4 どのような財務諸表が作成されますか?

A4 都民の皆様にわかりやすいものとなるよう民間企業の財務諸表に準拠し、次の4種類の財務諸表を作成します。

  1. 「貸借対照表」
    年度末における資産、負債、正味財産(民間では資本)の状況を示したもの
  2. 「行政コスト計算書」(民間では損益計算書)
    一年度間における収入(民間では収益)と費用を示したもの
  3. 「キャッシュ・フロー計算書」
    一年度間における現金収支の状況を示したもの
  4. 「正味財産変動計算書」(民間では株主資本等変動計算書)
    貸借対照表の正味財産の部の変動状況を示したもの

Q5 作成される財務諸表は、民間の財務諸表と違うところがありますか?

A5 基本的には民間企業の財務諸表に近いものですが、行政の特質を考慮した結果、異なる部分があります。

例えば、行政は営利を目的としないので、行政コスト計算書では「収益」ではなく「収入」という用語を用いることや、貸借対照表上の固定資産について、道路や橋梁などの社会資本を「インフラ資産」として計上することなどが挙げられます。

Q6 東京都決算参考書財務諸表は、どこで閲覧できますか?

A6 会計管理局ホームページ(東京都の新たな公会計制度)の他、都立図書館・都内区立図書館・都民情報ルーム(都庁第一本庁舎3階北側)などで閲覧が可能です。

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